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こんにちは
今日は現在高校3年生、長男の高校受験を振り返ります。
なぜ今このタイミングで振り返ろうと思ったのか、それは今年次男が高校受験を控えているからです。
受験生を持つ親の気持ちを振り返り、良かったところは活かしていこうと思います。
目次
高校受験までの道のり
義務教育が終わる中学3年生。
子どもにとっては、初めて「この先の進路をどうするか」という大きな選択に直面する時期です。
とはいえ、長男には特に「ここに行きたい」という高校があるわけでもなく、ただ漠然と「高校には行くもの」という感覚だけで過ごしている様子でした。

中学時代の成績や学習習慣
中学時代、家庭での学習習慣はほとんどありませんでした。それでも、成績自体は決して悪くなかったと思います。
部活は文化部に所属していましたが、活動はほとんどなく、友だちとの関わりも少なめ。クラスでも「友だちがいない」と本人が言っており、放課後に遊びに行くこともなく、週末はほとんど自室でプログラミング(Scratch)に取り組んでいました。
塾には中学1年の春休みから通い始めました。英語の定期テストの点数が伸びなかったのがきっかけで、「行ってみる?」と聞いたところ、本人も納得して週1回の通塾をスタート。英語の授業でしたが、なぜか数学のプリントをよくもらってきては解いていました。
志望校、いつ決めた?
正直なところ、中学時代の長男はあまり前向きに進路を考えていなかったように思います。「偏差値高い学校がいい」という希望はありましたが、「自分はどの高校に行けばいいの?」と、親に選んでほしい様子もありました。
本来であれば、中学3年の夏休みにオープンスクールに行ったり、学校説明会に参加したりして、自分に合った高校を探す時期です。ですが、長男にはその意欲があまり見られず、動く気配もありませんでした。
唯一参加したのが、私立高校の合同説明会。これは父親と一緒に参加しました。私立を決める前段階で、ようやく少し動いたかな…という感じでした。
でも、私も夫も「進路は自分で決めるもの」だと思っていたので、「こんな高校もあるよ」と紹介することはあっても、ここって決めるのは本人に任せていました。自分で「ここに行く」って言う言葉を、ずっと待っていた感じです。
結局、志望校が決まったのは中学3年の秋を過ぎてから。
最後の三者面談のあとになって、ようやく「ここにする」と自分で決めました。
苦労したこと、悩んだこと
親と子どもの関わり方
「親はどこまで子どもに関わるべきか」——これは本当に悩みました。
志望校のことだけじゃなく、受験期の長男にはいろいろと気になる点がありました。
週末になると昼夜逆転のような生活になったり、家で決まっている手伝いをまったくやらなかったり…。
親としては「ちゃんとしてほしい」と思う気持ちがある一方で、本人も受験を控えてストレスを抱えているのが伝わってきました。
生活態度については何度か注意もしましたが、あまり変化はなく…。正直、どう関わるのが正解なのか分からなくなることもありました。
受験期直前の引きこもり
中学3年の冬休み、受験期直前に
長男は食事以外はまったく部屋から出てこなくなりました。
昼夜逆転の生活になり、それまではお腹が空いたらおやつを取りにリビングに来ていたのに、その姿もほとんど見かけなくなりました。
会話もぐっと減り、部屋の中ではぼーっとしている時間が多かったようで…。
「もしかして、このまま何か悪いことを考えたりしないだろうか」と、不安でたまらなかったのを覚えています。
そんな様子が2週間ほど続き、私は長男にかけるべき言葉も見当たらず。
ただただ無気力な様子を見て「今どんな気持ちなんだろう」と想像すると悲しくなり、「私はあなたの事を心配してる」と伝えるのがやっとでした。

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それぞれの合格発表、子どもの様子
私立高校の合格発表
まず受けたのは私立高校の入試でした。
結果は「合格」ではあったものの、長男が希望していた学科ではなかったため、本人にとっては「実質不合格」といった感覚だったようです。
それまでは「まあ、受かるだろう」と思っていた節があったようで、この結果を受けて、ようやく「自分はちょっと気を抜いていたかもしれない」と気づいたと話していました。
それからは気持ちを切り替えて、公立高校の試験日まで、また試験後~合格発表までも塾の自習室にこもって遅くまで勉強する日々が続きました。
公立高校の合格発表
そして迎えた、公立高校の合格発表の日。
合格者の番号は高校に掲示されることになっていて、「一緒に見に行こうか?」と声をかけましたが、長男は「家で見る」とのこと。私一人で高校に向かいました。
掲示板の前で息子の受験番号を探したのですが、見当たらず…。
その場で頭が真っ白になってしまい、「落ちたのかも」とショックを受けました。

でも、念のためLINEで本人に番号を確認してみたら、私が数字を入れ間違えていたことが判明。もう一度掲示板を見直すと、そこにちゃんと長男の番号がありました。
その瞬間、安堵と喜びが一気に込み上げてきて、思わず涙ぐんでしまいました。
親として感じたこと、反省点やよかった点
親として初めて子どもの受験を経験し、いろいろなことを感じました。
反省点としては、生活リズムが崩れ始めた初期の段階で、もう少し何かできたんじゃないか…という思いがあります。
子どもに気をつかうあまり、声かけや関わりが控えめになってしまっていたことが、かえって本人のストレスに影響していたのかもしれません。
でも一方で、長男の性格を考えると、ストレスがピークの時期に無理に関わらなかったことは、結果的によかったのかも…とも思います。
どちらが正しかったのか、今でも正直わかりません。
それでも、やってよかったと思えるのは、
受験期に限らず、日々の中でささやかなスキンシップや会話を大切にしてきたこと。
たとえば、一緒にゲームを見たり、夜にコンビニまで散歩がてらおやつを買いに行ったり。
時には塾の宿題プリントを一緒に解いたりしていました。
そんな時間が、子どもにとっても私たち親にとっても、ちょっとした安心になっていたのかもしれません。
最後に
「受験」というのは、人生の中でも大きな選択をするタイミング。
子どもにとっても、プレッシャーや不安と向き合う、決して楽ではない時間だったと思います。
そして今年もまた、我が家には長男と次男2人の受験期がやってきます。
前回の経験を思い出しながら、次男も「自分にとって良い選択」ができるよう、親としてしっかり寄り添っていけたらと思います。
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