お金の価値について(一万円札の原価)

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娘がといていた国語のプリントで、こんな文章がありました。

「お金は貯めるだけでは意味がありません。
なぜならお金そのものに価値があるわけではないからです。(中略)
学生さんが一万円を眺めてニヤニヤしていても全く意味がないということです。」

これを見て娘が
「えぇ~~~、私は財布の中の三万円を見てニヤニヤしてるけど、意味ないん?」と言う。

確かにお金という紙そのものに価値があるわけじゃない、
紙幣の原価も20円くらいだし。
お金というのは何かと交換して初めて意味や価値を生むものだとは分かってる。

でもその原価20数円の紙切れ一枚には
一万円分のモノやサービスと交換できると知ってるから、
紙切れで「できること」を想像して、「さぁ、このお金で何をしようか」と想像することが楽しくてニヤニヤするんだよな。

かくゆう私も、ただの数字でしかない「NISAの評価額」に安心感を得て、へそくりのお札を見てはニヤニヤしてる。

ニヤニヤしている状態はまだ何もしていないので、客観的に見ると意味がないのだけど、本人からするとそれが楽しみの1つになっているのだったらむしろ「意味がある」のでは、と屁理屈を言いたくなるのでした。

最近読み返している本。
「今しかできないことにお金を使おう!」という言葉が心に刺さる

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