民間の医療保険について考える

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先日、姉から「医療保険入ってる?」とラインが届きました。

聞けば、親しい友人がガンで入院し、お見舞いに行った際に「保険の見直しをした方がいい」と勧められたそうです。

現在加入している保険

わが家はというと、かけ捨ての生命保険に入っています。
夫婦合わせて月7,500円ほどの保険料で、
世帯主の夫の方が補償額が高く、万が一の時には子どもたちが困らない程度の保障額があります。

入院時にかかる「医療費以外の費用」

高額療養費制度で医療費自体の負担はある程度軽減されますが、姉によると「医療費以外の費用」が意外と大きいそうです。

例えば…
・家族が病院に来る時の費用
・病院での貸与物の費用
・入院に必要な品物の購入費

さらに、ガンの場合は入院よりも通院が多くなる傾向があるため、「入院保障」より「通院保障」が手厚い保険を強く勧められたと言っていました。

病気になった時の備え

国の高額療養費制度

日本には「高額療養費制度」という公的な制度があります。
医療費が高額になった場合、自己負担額を一定の上限まで抑えてくれる仕組みです。
(上限額は年齢や所得に応じて異なります)

70歳未満(1か月あたり)の目安

所得区分自己負担上限額
年収 約1,160万円~252,600円 + (医療費-842,000円)×1%
年収 約770~1,160万円167,400円 + (医療費-558,000円)×1%
年収 約370~770万円(一般)80,100円 + (医療費-267,000円)×1%
住民税非課税35,400円

わが家の場合年収は約370~770万円の区分なので、
1か月あたりの医療費が100万円だったとしても、自己負担は9万円程度になります。

一ヶ月あたりの医療費なので、
手術や入院をするときは、月をまたがないように工夫した方がいいと聞いたこともあります。

民間の医療保険

民間の医療保険、色々あります。
わが家も数年前までは夫の医療保険入ってましたが、今は解約しています。

でも今回話しを聞いてお手頃な価格のものを調べてみると、ガン通院保障がある保険で以下のような内容がありました。

通院 5000円/日
入院 5000円/日
ホルモン剤治療や手術 5~10万円
ガン診断時 50万円

月額保険料:2,825円
10年間の払い込み総額:326,650円

ガン診断時の一時金だけを見ても、十分お得に思えてちょっと心が揺れます。

貯金

医療保険をかけない代わりに、
いざという時に使えるお金を日々貯金しています。
病気になったときはこの貯金を使おうと思っています。

病気の時の備えは保険?それとも貯金?

姉に話しを聞いたすぐ後に
夫経由で、またも知り合いがガンになり治療すると聞きました。

そして保険の話も姉が聞いた話と同じような内容の事を教えてくれたそうです。
「ガン治療だけど今は通院がメイン」
「今入っている保険ではカバーできなかった」
「治療費以外の費用が結構かかる」

同じ時期に似た話を聞いたので医療保険の見直し、心が揺れました。

でも、よく見ているYouTubeの両学長が「保険と貯金は分けて考えるべき」と話していたのを思い出しました。

そのため、わが家ではやはり「医療費は貯蓄で備える」方針を続けようと思っています。