思春期の息子にやって良かったこと

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今年中3になる思春期真っ只中の次男がいます。
そんな次男にやって良かったことを書こうと思います。

思春期息子の普段の様子

少し前までは
話しかけても喧嘩腰の返事。

例えば「明日クラブあるん?」の質問に
別に言う必要ないやんと言わんばかりに
「あぁ??」と言ったきり返事がなかったり

出かける用事があると聞いたので「誰と行くん?」と聞けば
「関係ないやん、何でわざわざ言わなアカンの」との返答で
普通の会話が成り立たず、
コミュニケーションが大事とは思うけど会話がストレスになってしまうほどの状態でした。

「あまり干渉されたくない」気持ちが強い中で
親に色々聞かれると嫌だという気持ちがあるのは分かります。

思春期にはよくあることなんだろうな、とは思っていました。
でも、やっぱり冷たい返事をされると、心がズシンと重くなってしまって…。
会話しようという気持ちも、だんだん削がれていきました。
そんな毎日が続いていたんです。

でも、ふと考えました。
子どもは子どもで、ホルモンバランスの乱れや学校でのストレスなど、心が不安定になりやすい時期。
イライラしたり、うまく言葉にできなかったりしても、
それをどう発散すればいいか、まだ分からないんだろうなって。

だからといって、態度が悪くても全部を許すべきとは思わないけれど、
大人の目線だけで判断してしまうのは違うんじゃないか。
そう思ったとき、「何か、自分にできることはないかな」と考えるようになりました。

親子の“距離感”に悩んだ私が、やって良かったこと3選

1. 家族で撮った写真をトイレに飾った。

ぎくしゃくした関係が続く中でも、
ときどきは普通に会話をしたり、一緒に笑えたりする瞬間がありました。

誕生日や運動会、クラブの発表会、家族旅行など、
その時々の「ちょっといい時間」
そういったタイミングで撮った写真を何枚か選んで、トイレの壁に貼ってみたんです。

目に入る場所だからこそ、ふとした時にでも思い出してくれたらいいなと思って。

そこに付箋でちょっとしたコメントを添えて、
「こんなことあったよね」と振り返れるようにしてみました。

写真を飾ったことで、劇的に何かが変わったわけではありません。
でも、あの頃の楽しかった時間を思い出せるようになったことで、
少しずつ息子の態度がやわらいでいったような気がします。

2. 話題は勉強以外にする

自分の今後について色々考える時期なので、
勉強以外の、ただの会話ができる時間を増やしました。

例えば
「◯◯(好きなもの)買ってきたよ!」とか
「今何のゲームしてんの?」とか
「今日は雨やから自転車気を付けて」とか
勉強とか学校の宿題、課題の話題は敢えてしないようにしました。

「普通の会話」ができる時間が増えてくると
以前のように返事がなかったり、や
最初の返事での喧嘩腰、がずいぶん減りました。

3. 好きな食べ物をひたすら用意する

親としてできることといえば、
好きな食べ物を用意することだったので
子どもの好きなものを買ってきては
「◯◯があるよー」と声かけしておきました。

◯◯が好きな◯◯という言い方も効果的だった気がします

あまり恩着せがましくならないように
気軽に声かけするのがポイントです。

まとめ

親子って、誰よりも近い存在のはずなのに、
ふとしたことで「どう接したらいいのか分からない」と感じてしまうこと、ありますよね。

私自身、子どもとの距離感に悩むことが多々あります。
「もっと仲良くしたいのに、うまく伝わらない」、
「干渉しすぎているかも…」そんな思いでモヤモヤする日々も。

でも、相手を変えるんじゃなく自分の接し方を変えようと
少しずつ意識を変えていくことで、関係性に小さな変化が生まれました。
ただ、「この子といい関係でいたい」という気持ちを持ち続けて、できることからやってみる。
それだけで、親子の空気が少しずつ柔らかくなっていった気がします。

「こういうやり方もあるんだな」と、少しでもヒントになれば嬉しいです。
親子の距離感に“正解”はないけれど、
“我が家なりのちょうどよさ”は、きっと見つかるはず。

そんな気持ちで、これからも向き合っていこうと思っています。

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